19.バカ論:ビートたけし
「しょうがねえなあ」と「バカなこと言うんじゃない!」
と、赤字で書いてあるこの本の帯を見たときに、ビートたけしさんの声がすぐ横から聞こえました(幻聴ですが…(笑))。
控えめに言ってもかなり面白い。ビートたけしさん本人が書いている本なので、文章もそのまんま、ビートたけしさん本人が話しているように聞こえてきます。
確かに、世の中には「どうしてそういうことを言うのだろう」と疑問に持つことがありますが、まあいつものテンプレートみたいなものか…と詳しくは考えたりしないのですが、この本ではそういうものにビートたけしさんが答えます。
言われれば確かにそうだなと思うことがたくさん書いてあります。そして、物事を面白く捉えるのが、さすが超一流のビートたけしさんだなと感じました。
ビートたけしさんといえば、お笑いビッグ3の一角ですね。ちなみにあと2人は、タモリさんと明石家さんまさんです。これは豆知識?常識?笑。また、映画監督としても活躍されており、世界の北野として、海外でも非常に人気ですね。世界まる見えというテレビ番組を昔はよく見ていましたが、赤いピコピコハンマーがたまに所ジョージさんを叩くところをみると『すごいなー、所さん叩いちゃうのかー』と驚きを感じていましたね笑
「バカ論」というタイトルもすでに面白い。嫌な世の中だなと感じたときに、この本を読むと笑えます。そう感じていなくても笑えます。とにかくおすすめの一冊です。