book café 〜ごゆっくりどうぞ〜

このブログは趣味である読書で是非オススメしたい本の紹介をメインに、雑記として色々なことをお伝えしていきます。読者になっていただけたら嬉しい限りです。

おすすめ本紹介

21.鉄の骨:池井戸潤

『入札にかかる談合で逮捕されました。』というニュースがたまにテレビで報道されますが、どういうことなのだろう?とピンとこない方も結構いらっしゃると思います。 このお話は、そんな談合に関わることです。また、『鉄の骨』というタイトル名もいいですね…

20.その日の前に:重松清

最愛の人がこの世からいなくなってしまったら、あなたは何を想いますか。 そんな最愛な人がこの世からいなくなってしまう…泣けるお話です。 さまざまな境遇にある人々の、悲しみのそのときについて書かれており、短編集となっております。 あなたは病気で余…

19.バカ論:ビートたけし

「しょうがねえなあ」と「バカなこと言うんじゃない!」 と、赤字で書いてあるこの本の帯を見たときに、ビートたけしさんの声がすぐ横から聞こえました(幻聴ですが…(笑))。 控えめに言ってもかなり面白い。ビートたけしさん本人が書いている本なので、文章…

18.将棋の子:大崎善生

将棋のお話 あなたは『奨励会』をご存知ですか? 最近、藤井聡太棋士が将棋界の連勝記録を更新したり、二冠を達成するなど、メディアでも将棋のニュースが取り上げられることが多々あります。 その少し前は、加藤一二三九段が、よくメディアに出たりしていま…

17.民王:池井戸潤

総理大臣とその総理大臣の世間知らずな息子が入れ替わってしまったら… これが、結構面白いんですよ。 実際にはこんな状況はないとおもうのですが、実際になったらこうなるのか!(笑)という笑いありの小説です。 ただ、この息子もカッコいいところを見せま…

16.マスカレード・ナイト:東野圭吾

あなたがホテルに宿泊するときに対応してくれる従業員は、本物のホテルの従業員ですか?それとも偽物の… このお話は潜入捜査官がホテルの従業員になり、実際のホテル業務をこなしながら、潜入捜査をする、おなじみのマスカレードシリーズです。 令和3年9月…

15.火花:又吉直樹

本を読むのが苦手な方は、まずこの本を読むといいかもしれません。 この本は、お笑い芸人のピースの又吉さんが書いた本です。 芸人の一組のコンビについて書かれています。 又吉さんはお笑い芸人というだけあり、さすがの笑える要素がちょこちょこ出てきます…

14.志村流:志村けん

昨年、志村けんさんがご逝去されました。 志村けんさんがいて、テレビにいつも出ているのが当たり前のように思っていましたが、こんなに早くそしてあっという間にお別れになってしまったのは、多くの人にとって衝撃的な出来事でした。 この本はドリフのコン…

13.表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬:若林正恭

あなたは一人旅をしたことがありますか。 旅行に行くのも年に1回ぐらいかなという人が多いと思います。家族がいる人は、一人旅なんてとても難しい…なんていう人もいると思います。 また、一人でどこに旅行に行けばいいの…そんな自信ないよ…という人も多いと…

12.さまよう刃:東野圭吾

あなたは身内が犯罪被害者になったとき加害者を許せますか? 日々、ネットや新聞、テレビなどで犯罪のニュースが報道されています。 他人事ということもあり、『まあ酷いわね』ぐらいで、翌日にはそんな事件があったなんて忘れていることがあるでしょう。 た…

11.空飛ぶタイヤ(上下):池井戸潤

あなたは『大企業』と『零細企業』が真っ向から反対の意見を主張していたらどちらを信じますか? 小さな運送会社がある日交通事故を起こし、被害者が死亡してしまう。社長の赤松は、運転手の運転や車両整備には問題がなく、車両に何かしらの不備があるのでは…

10.聖の青春:大崎善生

この本は将棋のプロ棋士であった村山聖(むらやまさとし)さんの人生が書かれたノンフィクション(実話)のお話です。 彼は、幼少期に重い腎臓病を発症し、その腎臓病を抱えながらも、天才プロ棋士として活躍していました。 プロ棋士の中でも超一流のA級に在…

9.日本男児:長友佑都

サッカー日本代表の長友選手の自著伝です。 彼は、東福岡高校を卒業後、明治大学へ進学、同大学に在学時にFC東京とプロ契約を結んでいます。その後、超名門クラブのセリエAのインテルミラノで試合に出場し活躍していた時期もありました。 経歴だけ聞くとす…

8.八日目の蟬:角田光代

あなたの生まれたばかりの我が子がどこかへ連れて行かれてしまったら… 逆に連れていってしまった人はどういう心情で連れていったのか… このお話は、他人の赤ちゃんを連れ去ってしまった側の女性のお話です。 逃亡しているときの心理はこういう心理なのかとい…

7.陸王:池井戸潤

アスリートは練習を積み重ねることは大切ですが、それに加えて、試合で身につけるものもこだわっているということがわかるお話です。 ただ、その身につけるものに色々な大人の事情も絡んできて、ただ自分に合ったものをつければいいというわけではない… なん…

6.海賊と呼ばれた男

普段何気なく使っているガソリンスタンドですが、この本を読むと見方が変わります。 日本人が世界相手に戦う姿は、気づいたら心の中で頑張れと応援してしまいます。 どんな状況でも諦めず、歯を食いしばって闘い続ける男…ではなく『漢(おとこ)』。 昭和で…

5.死神の精度:伊坂幸太郎

あなたの身近にこんな人がいますか? 素手で他人に触ろうとしない CDショップに入り浸る など… 他にも特徴はありますがそれは是非本の中の世界で確かめてください… 死神が色々な人の人生に出逢います。 そしてこの死神のさまざまな発言にも注目してみてくだ…

4.県庁おもてなし課:有川浩

とある県(読んでいけばわかります)の県庁職員が『おもてなし課』という新部署に配属。 さあ、この県にどうやったら観光客を増やせるかという課題に奔走するお話です。 これは今の時代、多くの自治体が抱えている問題であると思います。 そこをお役所だけで…

3.BT63(上下):池井戸潤

この本を最初手にしたときに、「BT」ってなんのことだ??表紙にトラックの絵が描いてあるけど…て思いながら読み始めて、そのうち「BT」が何かわかるだろうなんて考えてたんですよ。 そんなときチラッと表紙を見返すと…『なんと書いてあるじゃないですか、小…

2.つなぐ:辻村深月

この作品は『使者(つなぐ)』が生きている人と亡くなった人を会わせるというものです。 あなたも死者に対して、『もっとこうしておけばよかった』『もっとこんなことやあんなこともしてあげればよかった』という想いを抱えて後悔しているかもしれません。で…

1.容疑者Xの献身:東野圭吾

これは、超有名作品ですね。 私自信、この小説で読書の面白さを知り、読書にのめり込んでいきました笑 この小説は、とにかく仕掛けが凄い。そして、『あなたは愛する人の為にそこまでできますか』という強烈な問いかけも感じました。 出会ってよかったのか、…